セミナースライド
「サプライ・チェイン・リスク管理と人道支援ロジスティクス」 セミナー 第1回 2013年7月4日
- 東日本大震災の緊急支援物資輸送における課題と対策 花岡伸也 東京工業大学 PDF (補助資料:東日本大震災における緊急支援物資輸送に関する文献レビューPDF)
- 災害時輸送の支援ツールについて 間島隆博 海上技術安全研究所 PPT
- 移動時間と燃料消費量の不確実性に対応するためのロバスト最短路モデル 小林和博 海上技術安全研究所 PDF
- Optimization of the configuration of a supply chain and impact of a supplier disruption MARC Seiji and 松川弘明 慶応大学 PPT
「サプライ・チェイン・リスク管理と人道支援ロジスティクス」 セミナー 第2回 2013年9月25日
- An agent-based model for resource allocation during relief distribution Rubel Das、花岡伸也 (東京工業大学) PDF
- 災害救援ロジスティクスの検討~東日本大震災をケースとして~開沼泰隆(首都大学東京)PDF
- 地理情報を活用したサプライ・チェイン・リスクの評価 渡部大輔(東京海洋大学)PDF
- サプライ・チェイン・リスクとバラツキの伝播 鈴木定省(東京工業大学) PDF
「サプライ・チェイン・リスク管理と人道支援ロジスティクス」
セミナー 第3回 2014年5月9日
- 不確実性を含んだ最適化問題のモデル化とその解法の紹介 武田朗子 東京大学
- SCRMにおける数理最適化モデルと実験的解析 久保幹雄 東京海洋大学 PDF
- 人道支援サプライ・チェンにおける数理モデルとその既存研究 小林和博 海上技術安全研究所
- サプライチェーン見える化システムの構築について 松川弘明、慶應義塾大学
サプライ・チェイン・リスク管理と人道支援ロジスティクスセミナー
第5回 2014年6月20日
東京海洋大学 2号館5階 流通設計研究室
- 13:00- 14:00
人道支援ロジスティクスの国際研究動向
花岡伸也 東京工業大学
人道支援ロジスティクス研究は,2004年に発生したスマトラ沖地震・ インド洋大津波で露呈された非効率なマネジメントが契機となり, 研究分野として急成長した.本報告では, 人道支援ロジスティクス研究を準備(Preparation), 対応(Response),復旧(Recovery) の3段階に分類し,それぞれの国際的な研究動向を紹介する.
- 14:20-15:20
災害時の物資輸送と帰宅困難者問題
間島隆博 海上技術安全研究所
東日本大震災後,多くの自治体で地域防災計画の被害想定が見直されている.
本件では,東京都の被害想定に対する物資輸送シミュレーションをはじめとし ,シミュレータの活用例を報告する.また,東日本大震災では帰宅困難者問題が現実のものとなった.この問題の対策として現在取り組んでいる路線網生成法について報 告する. - 15:40-16:40
人道支援ロジスティクスにおける数理最適化モデル
田頭 弘光 久保幹雄
本講演では,人道支援ロジスティクス活動における以下の数理最適化 モデルを提案する.
- 予防フェイズにおける備蓄品の最適配置モデル
- 応答フェイズにおける多期間輸送・在庫モデル
- 応答フェイズにおける多期間在庫・配送計画モデル
- 簡易型配送計画と事前巡回路戦略
- 16:40-17:40 総合討論
サプライ・チェイン・リスク管理と人道支援ロジスティクスセミナー
第6回 2014年9月11日
- Rubel Das,Faculty Research Staff, Tohoku University
“Study on multi-item relief flow after a large scale disaster” - 山口裕通 東北大学工学研究科博士後期課程2年
東日本大震災時の東北地域のガソリン不足の軽減方策とその経済効果の推計
Post-Disaster Gasoline Distribution Strategies to Reduce Social-Economic Losses: Lessons from the Great Eastern Japan Earthquake - Sunkyung Choi, Doctoral Student, Tokyo Institute of Technology
Space Guideline for a Humanitarian Logistics Base in an Airport PDF - 奥村誠 東北大学
東日本大震災における救援ロジスティックスの課題
Findings from Humanitarian logistics problems in GEJE - 花岡伸也,東京工業大学
災害時の空港運用の教訓と課題 PDF
サプライ・チェイン・リスク管理と人道支援ロジスティクスセミナー
第8回 2015年5月20日(水)
場所:東京海洋大学 2号館5階 流通経営工学 セミナー室
プログラム
サプライ・チェイン管理における基本的な最適化モデルは将来の需要量などの値を入力として生産量や在庫量をうまく決めて費用の総和を最小化することを目的とすることが多い.しかしながら, 現実的には入力は不確実性を含む場合がほとんどであり,不確実性を適切に扱わない限り, リスクの高い計画が得られる場合が多い.例えば需要量を少なめに見積もっている可能性がある場合に得られる計画はある確率で欠品するリスクを含んでいる.このようなリスクを適切に管理するためには不確実性を考慮した最適化モデルが不可欠である.本講演では基本的な最適化モデルに焦点を絞り,それらにおいて不確実性を考慮する方法を紹介する.
- 3:10-4:10 サプライ・チェインにおけるリスク管理管理における数理モデル 有江禎晶,久保幹雄(東京海洋大学) PDF
Ford MotorsとMITのSimchi-Levi教授らがINFORMSのWagner賞を受賞した事例研究を紹介する.彼らは,サプライ・チェインにおける部品の供給リスクを定量的に評価するために,線形最適化を用いたモデルを提案している.本講演では, Python+PuLP/Gurobiで実装した簡易システムと確率最適化を用いたモデルの拡張について述べる.
- 4:20-5:20 min max regret 最適化問題に関する研究の紹介 橋本英樹(東京海洋大学) PDF
近年,目的関数の係数に不確定性を持たせmin max regretという指標を用いた最適化問題が研究されている.本発表では,これらの研究を概観する.
第9回セミナー 平成28年5月24日(火) )15時00分~19時00分
場所:東京海洋大学(越中島) 二号館五階ゼミナール室
- 「大規模災害時における航空機運用方法の検討 」荒谷 太郎 海上技術安全研究所 PDF
- 「熊本の実情報告」 奥村 誠 東北大学 災害科学国際研究所・被災地支援研究分野・教授
- 「人道支援ロジスティクスの多目的評価方法」 小林毅央,開沼泰隆(首都大学東京大学院) PPTX
第10回セミナー 平成28年7月22日(金) 15時00分~18時00分 場所:首都大学東京サテライトキャンパ ス 会議室B(秋葉原,ダイビル)
- Fuminori Toyasaki, Associate Professor, York University, Canada
Title: Disaster Relief Inventory Management: Horizontal Cooperation
between Humanitarian Organizations - Tina Wakolbinger, Professor, Vienna University of Economics and Business
Title: The Role of Financial Flows in Humanitarian Supply Chains - Sunkyung Choi (Tokyo Institute of Technology) Managing waiting time at an airport for different aircraft operators in immediate disaster response
- Reine Nakamura, Masaaki Tomatsu, and Mikio Kubo (Tokyo University of Marine Science and Technology) A mathematical model of the debris network design problems after a large disaster PPTX
第11回セミナー 平成28年9月29日(木) 15時30分~18時00分 場所:東京工業大学大岡山キャンパス石川台4号館地下B04-05室
- 久保幹雄(東京海洋大)「人道支援ロジスティクス -従来法の問題点と新たな提案-」 PPTX