需要予測システム WebForecast Ver. 1.0

概要

WebForecastは,対象とする問題に応じたモデルの組み立てと最適化手法を用いた,新しい予測システムです.従来の手法主体の予測とは異なり,イベントの概念を用いることによる様々な付加条件を考慮した現実的な予測を行うことができます.

モデル

WebForecastでは「イベント」とよばれる新しい概念を用いた予測モデルを用います.たとえば,流通業で多くみられる,週末の需要が平日とくらべて大きい需要の予測を行うには,週末というイベントを土曜日と日曜日に追加し,イベントごとに定義される推定値からのずれを最小化するように予測パラメータを決定します.他にも,イベントの概念を用いることによって,週次,月次の季節変動の他に,特売,ゴールデンウィーク,クリスマス,近所で行われる運動会などの特殊状況も考慮にいれた最適な予測が可能になります.

入力データ

WebForecastでは,以下のデータ項目を入力します.

需要データ

メイン画面上部の「需要量」を押すと,需要情報を管理するための画面に移動します.(画面をクリックすると拡大されます.)

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日:需要が発生する日(期)です.カレンダーから入力できます.
需要量:過去の需要の履歴を入力します.需要量が書き込まれていない日は,予測を行う日を表します.需要データは,開始日から繰り返し回数,もしくは終了日を指定することによって,自動的に生成できます.
予測値:需要の予測値です.システムによって計算されます.
上方誤差: 予測値が需要量を上回った量を表します.
下方誤差: 予測値が需要量を下回った量を表します.

イベントデータ

メイン画面上部の「イベント」を押すと,イベントを入力するための画面に移動します.(画面をクリックすると拡大されます.)

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イベントID: イベントを区別するためのIDを入力します.
イベント名称:イベントの名称を入力します.休日や特定の曜日,月末やクリスマスなど,需要が通常の場合と異なる要因によって変化する場合に,それをイベントとして登録します.
イベント需要:イベントの特殊要因によって発生すると考えられる需要量の推定値が,システムによって計算され,書き込まれます.

イベント・期データ

メイン画面上部の「イベント・期」を押すと,イベントと期の関係を入力するための画面に移動します.(画面をクリックすると拡大されます.)

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ID:イベント・期を区別するためのIDがシステムによって自動的に書き込まれます.
イベントID:イベントを区別するためのIDを入力します.
開始日:イベントが始まる日を入力します.イベントが発生する期の情報も,需要と同じように,開始日と繰り返し回数(もしくは終了日)を指定することによって,自動的に定義することができます.また,増加量と単位(日,週,月,四半期)を指定することによって,イベントがおきる時間間隔を指定することができます.
終了日:イベントが終了する日を入力します.終了日は開始日と同じ日かそれ以降である必要があります.

使用法

上のデータを入力したら,最適化実行と書かれたボタンを押してください.最適化アルゴリズムが起動し,しばらくすると,画面上に結果が表示されます.予測値の他に,誤差やイベントによって発生する需要の推定値を日ごとに表示されます.(画面をクリックすると拡大されます.)

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